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不思議の街・両国~大相撲とちゃんこ鍋

  先日、御客様との打合せのために、東京都墨田区両国へいきました。
ちょうど9月場所が行われており、JR両国駅を降りると力士の名前が書かれた
のぼり旗が数多く揚げられておりました。周囲を眺めると、大相撲ファンにも
いろいろな方がいるのだと思いました。やはり年齢層が高く、地方から大勢で
来られた様子の団体、海外からツアーでの観覧等でした。
 今、世を騒がす横綱・朝青龍関ののぼりは無かったように思えます。
見当たらなかっただけかもしれません。周辺を散策し、両国・相撲の街を
観て歩きました。歩道の端には大相撲力士をかたどったオブジェや銅像があり
過去の力士のモニュメントのようなものもありました。
やはり、飲食店は「ちゃんこ」「鍋」「寿司」「ステーキ」なんだか、洋風でおしゃれな
飲食店は目に入りませんでした。時々、髪の伸びそろっていない力士さんが、
自転車で猛スピードで駆け抜けたり、パチンコ屋さんからホクホクの笑顔で出てきたり
なんだか、街を歩いていると、アトラクションのように思わぬところに力士さんが居ます。
「相撲の街」の認識がまったく無ければ、大きな人がたくさん住んでいる街なのかと
思ってしまいます。
 お客様とは夕方の御約束。ホテルのカフェで読書にて時間を費やす。
当日の流れはまったく伺っていなかったので、どこに行き打合せをするのかわかりませんでした。
 お客様と合流し、「さぁ、大島部屋へ行きますか」と言われると僕は目が点。
まさか本物のお相撲さんと会話が出来る、ましてやあの大島部屋へ行ける。
お客様は、地方の大島部屋後援会副会長だったのです。  
玄関をくぐるや女将さんのご挨拶。おお、本物だ。女将さんにふさわしい美人・嗜み。
上階へあがるとすでに他の後援会のお客様が食事をしており、お酒が入って盛り上がって
おりました。大部屋は力士さんたちの生活の部屋、そこへ低いテーブル・座布団を並べ、
後援者に感謝の飲食をもてなす。各々のテーブルの真ん中には大きな鍋「ちゃんこ」です。
白菜・豆腐・鶏肉・きのこ・にんじん他、具たくさんの大鍋です。早速、ちゃんこを戴き、
ビールを注いでいただく。幾分涼しかったので鍋が心地よい。鶏肉たっぷりの健康鍋。
他に卵焼きやエビチリ炒め・秋刀魚の煮付け等、旬の食材がたんまりと並んでいます。
しばらく力士さんと会話をし、他の後援者様と名刺交換をします。
 大島親方が戻ってこられました。会話の話題は「朝青龍」問題。高砂部屋の内情や近況等。
かなりレアな情報が聞けて、口のファスナーを閉じておかねばと思いました。
 さて、長くなりましたが、状況の説明はここまで。
健康のカテゴリーとして、タイトルに大相撲とちゃんこ鍋をあげました。
力士さんたちは、後援者の飲食が終わるまでは、食事をすることは出来ません。
若い新入りさんは特に、先輩たちが食した後にようやくありつけます。
後片付けが終わらないと休むことも出来ません。
 このようにお腹がすいていても、なかなか食べられずに、我慢我慢。そして、やっと食事。
空きっ腹にガッツリ食べるのでほとんど吸収されるのでしょうね。体重を増やして、筋肉を増強させて。
しかし、油物やカロリーが多い食材というよりは、鶏肉や野菜・魚という低カロリーで健康な食事の
イメージがありました。その代わり、お米やお餅をどんぶりで何杯も食べるのだそうです。
体が資本の力士たちとテーブルを囲んで、食事のありがたみ・感謝の気持ちを改めて感じました。
彼らは、日々食事と稽古に奮闘しております。
 健康維持と体力増強、僕ら一般の人も、両面を考え無ければなりませんね。
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ペットとの共生について

個人的な話になってしまいます。お許し下さい。
私の実家で、2001年より同居の、犬・シェルティーの女の子が居りました。
7月31日に、残念ながら肝臓ガンのため、逝去しました。
名前は「アミ」と言います。6歳という若年でのガン発症により、あっという間でした。
おなかが張ってきて、歩くのも疲れるのでしょう。2ヶ月前の元気に走り回る姿が
愛おしく、そして、懐かしく思います。父と母が世話をしており、私は時々面倒を見る程度でした。
父は建築の施工をしていることで、朝早くに起きて仕事に出かけます。
いつも夕食後は早々に床に入ってしまうため、母にとって、アミは話し相手でした。
そして、孫や娘のような存在でした。トイレの世話や散歩も母の日課。
テレビの前で転寝をする際も、アミが傍らに居りました。そしてそばで同じように転寝をしているのです。
そんな姿を見ていて、私は、家族とのコミュニケーションも家族構成によりさまざまであると思いました。
子や孫に囲まれた世帯では、ペットは二の次。やはり子や孫が中心。
しかし、子離れ・孫の成長を遂げた家庭では、夫婦や家族の会話が少なくなり、遠く離れた子や孫との
連絡を楽しみにしている高齢者も多いことと思います。
私は、母の話し相手になってくれた「アミ」に「本当にありがとう」とお別れいたしました。
本日、8月1日に火葬。骨壷に収まった「アミ」に、改めて感謝いたします。
両親の「鎹・カスガイ」となってくれて、ありがとう。
たくさんの思い出をありがとう。
このような状況を経験する方も多いと思います。ペットは家族であり、共に生き、共に暮らす。
黙ってこちらの話を聞いてくれる、心の広い家族です。
心を開いて、もっと家族の言葉に耳を傾けてみませんか。
ペットにしか話せないことを、相手に伝えてみませんか。
もっと、家族の絆を深めませんか。
アミは、多くの課題を提起し、家族の絆を深めてくれました。
安らかに眠ってください。本当にありがとう。アミ。
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アナログからデジタルへの変遷

 久しぶりに、写真のネガフィルムを取り出しました。
春の事務所大掃除と、不要な資料の整理をしていて、過去の監理物件のフィルムが
出てきたのです。10年以上も前のネガです。早速、スキャナーでパソコンに取り込みました。
ピンボケ・露出ミス、今のデジタルスチルカメラの素晴しさがよく判ります。どんな素人でも
綺麗に撮影できるのですから。でも昔のフィルムカメラのファジーなところが私はかなり好きですね。
 じつは昨年、フィルムカメラを中古ですが購入したんです。フィルムも買い置きがあるのでいつでも
撮影できます。やはり、大事に撮影したいという気持ちが先行し、なかなかレンズキャップを外せません。
 さて、スキャンしたネガには、どんな写真が収められていたのでしょう。
事務所にあったのは、やはり建築関係のネガでした。木造や店舗など、当時の工務店時代に関与した
現場・物件の写真です。画面に表示すると、意外と構図がしっかりしていて、「新建築」や「住宅建築」
に掲載されそうな写真がありました。クレアールのホームページに随時掲載してみます。
 たぶん、実家には仕事以外に撮影したネガフィルムが残っているんでしょうね。近いうちにスキャンしてみようと
思います。私は高校生の頃からカメラを普段から持ち歩き、様々なところで撮影班になっていました。
旅行や行事、趣味などでカメラマン的な役割を果たしていました。すると、写真の焼き増しが付きまといます。
1枚30円とか、20円で焼き増し。配布しても代金が回収できなかったり、学生の頃は泣かされました。
デジタルのカメラの便利さは偉大です。すぐに画面で確認でき、メモ代わりに利用しているくらいです。
建築現場では、図面やスケッチを描いて相手に説明していましたが、今では写真を拡大印刷して、
そこにカラーマジックで上書きします。簡単に考えていることが伝わります。文章で伝えることより、
ビジュアルで伝えるほうが右脳へ働きかけるため印象的で認識しやすいのだと思います。
 写真などではデジタルの便利さが感じられますが、商品の在庫管理や販売時期の確認などは、
アナログに敵わないと私は思います。商品の身代わりに1枚の伝票が存在する。
確かに商品の数量種類が膨大になったしまえばデジタルには到底追いつきません。
 それでも、アナログを愛してしまいますね。音楽の世界。真空管アンプなど・・・。
話題が広がりすぎました。今日はここまで。
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東京ミッドタウンを訪れて

サクラが咲き、新年度がスタートしました。
夕べは中目黒にて、サクラ・ワインを堪能しました。
本日は、「東京ミッドタウン」を視察に行きました。
弊社事務所より千代田線明治神宮駅~乃木坂~会場までおよそ20分。
ちょうどお昼時に到着したので、レストランエリアは長蛇の列。
とても並んで待てません。「ニルバーナ ニューヨーク」で食事をしたかったのですが、
後日にします。オープンしたてのミッドタウン界隈では、しばらくヒトの波が引かないでしょう。
そこで、アークヒルズエグゼクティブタワーの「旬香亭~デ・メルカド」へ移動しました。
春の花冷え、白ワインとコース料理、鴨肉のオードブルと兎肉のソテーを楽しみました。
新しく建築物が完成すると、ヒトが押し寄せます。空気が流れます。お金が流れます。
そして、ビジネスが動きます。東京の再開発事業はそろそろ、終結します。
これだけ大きなプロジェクトはしばらくないでしょう。建設業界、土木業界は、今も昔も、
公共事業や大プロジェクトに助けられています。バブルとならなければよいのですが。
 
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京都の新景観政策条例をめぐって

昨年から何度か京都に出向くことがあり町並みを眺めていました。
高校時代に修学旅行で、2回目の京都旅行。しかし、このときは、
決められたコースに誘導されて観光。よって、どこに美味しいものが
あるとか、歴史的に貴重な建物だとか、現地の人ご用達の店とか、
まったく気にも留めていませんでした。知り合いやお客様が居ると
気持ちが入りますね。車を借りて市内を走ったり、祇園の裏通りを
教えて頂いたりと、大人の京都を味わってきました。
さて、建築の話に戻りましょう。
京都といえば、歴史的に保護されてきた古都です。第二次世界大戦等
でも大きな被害を受けなかったり、寺社仏閣の景観は守られてきました。
環境に関する世界会議(京都会議)も開かれるほど、世界でも有数の
景観・環境重視の街です。この京都にて土地建物を所有している方たちは
どのような気持ちで居るのでしょうか。建物景観条例によって、自分の建物
が制限された大きさにしか建築できない。または、デザイン・カラーも制限される。
個人資産の有効利用に対する自由はこの条例によって制限されてしまう。
既存の建物は法律・条令が変わることにより既存の状態では新しい法律に
適さない、すなわち既存不適格建物になります。建物を建て替える際に
大きさ・高さ等の制限が厳しくなると、所有者の利益を損なうことになります。
乱暴に言えば、景観を守らなければならない建物は、行政が管理し、賃貸するとか
で対応しないと、個人レベルでは解決出来なくなります。
建物の資産価値・構造価値を高めるために、メンテナンスやリフォームは
必須条件です。外観は京都らしいが、中身は東京の人気店舗のような所も
いくつかあります。京都古来の文化を守りつつ、今の文化・ニーズとも
融合していかなければ、所有者の資産保全は成り立ちません。
税金(固定資産税・住民税)などの負担増、修繕費の積み立てなど。
将来の生活を考えながら建物を守っていく。われわれ建築士は、そこに住まう
人の気持ちだけでなく、所有するものの気持ち・将来も見据えた提案を
していかなければなりませんね。
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大地震の後で

能登半島で大地震が起きてしまいました。
木造家屋の倒壊した映像が目に入りました。比較的、古い建物で、地域性か瓦葺の屋根構造が多いようです。
古都、伝統工芸にゆかりのある町では、建物の外観・構造を歴史保存・景観保存という名目で、
旧来の方法をとらなければならないそうです。勿論、見た目は同じにみえるが、
屋根構造の軽量化等最新の技術を盛り込むことは行われております。
しかし、建物の景観を維持してほしいとする側・建物を使用・維持している側とのギャップは埋められません。
行政は、補修工事・改修工事に補助金を出す、融資の優遇を行う、ということで対応しているに過ぎません。
実際は、景観を維持する側・施主にとっては、一般新築住宅に比べて多大な資金を投入しているのです。
倒壊した建物を、応急危険度判定士(私も講習を受け保有)が視察し、赤紙を張っていく。
家主はちょっと外出している間に赤紙を張られて、愕然としていました。
もはや建物を建て替えるだけの資金が調達できない家主には、頭の中が真っ白になってしまうことでしょう。
突然、将来の安住が失われ、仮設住宅または親類家族宅での生活に取って代わってしまったのです。
関西・阪神大震災、新潟大地震の仮設住宅に住まう方々は、退去できたのでしょうか。
いまだに先が見えず、ただそこに居続けることしか出来ない方も居ります。建物って、高額な商品ですよね。
アメリカでサブプライムローンが破綻したというニュースがありました。
所得の格差。富裕層と貧困層。低所得者層の多くが、ローンを組めない状態です。
安定した収入が継続できなければ、ローンは組めません。
組んでしまっても、払い続けることは出来ません。どうしますか。
建物購入のローンには、「フラット35」がありますが、ほとんどが取引銀行等の
プロパーローンに頼っているのが現状です。「フラット35」は長期固定金利です。
しかし、融資の条件が厳しく、利用できない方のほうが多いようです。
ローンを組んでも、途中で破綻してしまうと、時には、家も土地も失います。
何もかも失うケースもあります。
今・現状を把握し、将来を検討してください。その助言は、私も出来ます。
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